中国はたらく駐妻’s diary

旦那さんの中国駐在に帯同のはずが就労ビザ。都会じゃない中国でパートで働く駐妻の日記

振り返り 記録として

日本では台風が来ているそうで、大きな被害が出ない事を祈るのみです。

なんて、言葉には簡単に出せるけど
自分ができることは多くないんだよなぁ。

《自分が出来ることは多くない》
これは中国で働く中でいつも思っていた事です。

さて、本帰国が間近となった今、
海外で働かせてもらった感想をそろそろ纏めてみようかと。


私は現地社員なので日本から派遣されて駐在員になった人とは違うのかもしれませんが、私の記録として見ていただければ幸いです。

まず、こちらで働いて驚いたのは、
現地の子達にとって日本から派遣されてくる日本人(駐在員、現地採用関係なく)は無条件に尊敬する相手であること。

日本だと専門分野、もしくは担当部署の範囲で仕事をしていた人が中国に来た途端、
管理職の仕事をしたり、
専門的な知識を求められたり、
人生の相談をされたり、
お金の相談をされたり(笑)

もう、キャパを超えます(^^;;

専門外は日本へ支援を求めることは出来ますが、
毎日のことですからね、即時に自分たちで解決する必要が出てくることもあります。というか、毎日何かトラブルが起こります。
急に水が出ない、停電、
政府からの環境監査、
設備トラブル、人不足、
社員間のトラブル、
給料問題、、などなど。

そんな時に大事だなぁと思ったのは
《決断力》
コレに尽きます。
自分がやれる事なんてしれているし、それで一番いいのかなんて分からない。

だけど、専門知識を持っていたって上手くいかない事は多い。そんな中で出来るだけ上手く現地会社を回そうと思うと、何かを決めていくしかない。

コレはお金がかかるけど絶対やる、
コレはすぐ出来ないから優先順位を変える、などなど。

決断が出来ずにいつまでも保留していると次から次に襲ってくる問題が捌けずに雪だるま式に課題が溜まる。

本社から言われ、
ローカル社員から突き上げがあり、
現地のお客様から突っ込まれ、
どんどん負のループ(。-_-。)


反対に、
その場面で決断して一つずつ片付けていくと上手くいくことが多い。
決断が間違ってて違う問題が引き起こされてもまた決断したらいいんだし。

夜ばっかり元気で昼間に決断しない駐在員さんはローカル社員から失笑モノですよね(当社調べ)。
あやこ


おまけ
まぁ、ローカル社員からしたら、
どんな決断であれ、《日本人が決めた》という事が大事みたいだし  (^^;;